【小氷河期】寒冷で荒廃した地に強い作物は何か?それを確認しておく必要がある。

投稿者: | 2021-02-23

まずは小氷河期について、簡単に解説します。

ー以下、日経ビジネス参照ー

イギリスのウェールズで2015年7月9日「王立天文学会」が開催されました。そこで英国の研究者が驚くべき発表をします。その内容は「今後15年ほどで太陽の活動が60%も減衰する」という内容でした。(つまり2030年にピークを迎えるということです。)

英ノーザンブリアン大学ヴァレンティナ・ジャルコヴァ教授が「太陽内部の磁場の変化によってミニ氷河期が訪れる可能性を示唆。」したことが発端となります。

 彼によれば、この研究の精度は97%正確。つまりミニ氷河期は97%の確率で来るだろう、ということです。この研究結果に対し、後日アメリカのNASAも「お墨付き」を与えています。

前回の小氷河期(3~400年前)イギリスではテムズ川が完全に凍結、アメリカのニューヨーク市ではニューヨーク湾が凍って自由の女神や、スタッテン島まで歩いていけたそうです。アイスランドは周囲が海氷に閉ざされたため、貿易や漁業に大きな被害を与え、飢饉に見舞われて人口がほぼ半分になったとの記録が残っています。

しかし、反対論者もいるので、元ネタ(下記に添付)も、是非ご確認頂きたく。

https://business.nikkei.com/atcl/seminar/19/00059/062500060/ (←日経の記事)

その頃、日本では何が起きていたのか?

日本でも沢山雪が積もって、雪で遊ぶ子供たちの浮世絵などが残っていますが、誰もかれもが楽しく遊んでいたわけではありません。「飢饉」というものが全国各地で発生し、甚大な被害を出していたからです。

歴史に学ぶ。小氷河期の直前は「自然災害」が多発し、日本各地で食糧不足による甚大な被害が出ていた。

・長雨が3か月も続いた「延宝の飢饉」(1674~75)松本市史近世の記録による。

・夏に雪が降った「元禄の飢饉」(1688~1704)10年以上も続いた飢饉。

東北を中心にお米が不作・凶作が続き、収穫が本来の3割程度まで減少してしまったそうです。当時の様子は「耳目心痛記」という書物にも記録されており、その一説には「道を歩けば、餓死者が野垂れ死に、村では死に絶えた家族が後を絶たなかった。肉親が死んでも弔う体力もなく死骸は放置される。11月になると、積雪のため、草木の根を取り食べることも出来ず、水のみの生活を余儀なくされた。生き残った家庭でも、一家心中や子殺しが続いた。」という、文面が残っているそうです。本当に「耳目心痛記」聞いても、見ても、心の痛む記録です。

・隅田川花火大会の起源でもある「享保の大飢饉」(1732)

約100万人の餓死者を出したと言われています。(江戸時代の公式史書「徳川実紀」より)現在行われている隅田川の花火は、当時の餓死者を弔うために始まったものとされています。

以上、江戸の三大飢饉の記録でした。

食糧危機も氷河期も、来ないことを願いつつ「備えあれば憂いなし。」という名言に従いたいと思う。家庭菜園も、一夕一朝では出来ないから。

私は、今「在来種・固定種」の種を買い集めています。(ビルゲイツの真似してやるんだい!)

種を準備する場合は「寒冷で荒廃した土地」で育つものを優先に購入すると良いかも知れません。

調べてみたところ、てんさい(ビート)、ライ麦、小麦、ジャガイモ、キャベツ、タマネギ、蕎麦あたりが見つかりました。これらは現在ロシアで沢山収穫されるものばかりです。

アブラナ科の野菜は病害虫の被害が懸念有りですが小松菜や水菜などは、例外で、非常に育てやすいもののようです。

私が購入したのは「蕎麦、小松菜、にんじん、青菜、ラディッシュ、小カブ、大根、かつお菜、トウモロコシ、かぼちゃ、ミニトマト、地這きゅうり、加工用トマト、えんどう豆」です。

ここにあと「水菜、小松菜」を加える予定。あとは「ジャガイモ、サツマイモ」を、何とか育てられるように練習しなくては、と思っている次第です。

歴史に学ぶことは多い。蕎麦とサツマイモは、重宝しそうです。

江戸三大飢饉が起きた時、瀬戸内海にある大三島(おおみしま:現・愛媛県今治市に属する。)では、下見吉十郎さんがもたらした「サツマイモ」のお陰で、餓死者を出さずに済んだと言い伝えられています。時の将軍「徳川吉宗」はこれを教訓に「米以外の穀類」を育てることを推奨し、東日本ではサツマイモの栽培が普及。これが現代のもとになります。徳島の鳴門金時、有名ですよね~。

日本では、江戸よりも昔から蕎麦は非常食としても、大変重宝されていました。

戦国時代に諏訪氏(すわし)一族の高遠家(たかとうけ)が治めていた地域一帯は、武田信玄に敗れた後、武田の支配下に入ります。その後、織田信長に武田が破れても最後まで抗戦を続けますが、ついに高遠家は陥落。この籠城の際(高頭城)なかなか陥落しなかったのは、信州の「蕎麦」のおかげであったと言われています。

蕎麦は荒廃した土地でも成長が可能。種を撒いてから5日前後で発芽し、35日程度で開花、80日目頃には収穫が可能なのだそう。つまり1年のうちに3回~4回の収穫することが出来ます。

しかも寒冷地でも栽培できる!(長野の信州そば、有名ですよね!)ミニ氷河期のような、寒い時期、そして痩せた土地でも育てることが出来ます。つまり、蕎麦さえうまく育てて、食べることが出来れば、食糧難を避けられるかもしれない!ということです。

(※寒い時期に収穫できるものでも、ハクサイや、ダイコンなどは、長く菜園での管理が必要なため、どうしても病気や害虫の被害に遭いやすくなるのだそう。)

どっちにしろ、という話。

少し前にもお話し申し上げましたが、2020パンデミック世界各地で発生した「流通の滞りによる物資の不足」「買い占めによる物資の不足」には、本当に学ばされました。

今回のテキサスがそうですが、流通が滞れば、スーパーに食品が届かないから、お金があっても買えません。食品だけでなくガソリンも無いから、車にも乗れません。食糧危機っていうのは、簡単に起きるのです。

そして、小氷河期が来るにしろ来ないにしろ、今の「日本の食べ物」には問題がありすぎます。食品添加物が多過ぎますし、かといってオーガニックの野菜は高価過ぎます。日本に居た頃は、オーガニックの野菜は、見切り品じゃないと買えませんでした。

だったらもう、少しは自分で安全なものを作って食べたいな、と思ったんです。

食糧危機、日本人にとっては「栄養価」という側面でみると、すでに始まっているのではないか、と思う今日この頃です。

では、今日はこの辺で。

皆さんの健康が守られますように!

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